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2005年8月 5日 (金)

手術の朝。

手術当日の朝は、台風上陸の前だけあって、
雨がシトシトと降っていました。

6時に起床しました。

まさか率先して起きたわけではありません。
手術を控える3人ばかりのこの大部屋で、
オジサン(後期)は、5時を過ぎるとゴソゴソしはじめ、
洗面で顔を洗い始め、ひげ剃りをウィーンと動かしました。

洗面所のすぐ脇にベッドがあった私は、
その音に我慢しきれず、起き出したのです。

負けじと洗面を済ませ、
爽やかなモーニングコーヒーといきたっかたのですが、
昨夜9時から食事は一切禁止のため、もちろん飲めず。

術後には集中治療室に移動することになっていましたが、
荷物はまとめてあったので、
すっかりやることがなくなってしまいました。

手術は午前9時から。
まだあと3時間もありました。

そこに担当の看護師が手術着を持って入ってきました。
すぐ脱げるタイプの薄い着衣です。
すぐに着替えます。

今回はT字帯と呼ばれるフンドシは使いませんでした。
用意する備品項目には入っていたのですが。
ですから、下の毛は剃っていません。

その代わりといっては何ですが、頭髪の毛は、久々に1厘刈りにしました。
すっかり気分はロナウドです。

そんな頭と一枚きりの手術着ではとても寒くて、
フトンに入っているうちに二度寝してしまいました。
なんせ緊張するには、まだ早く、(この時点でまだ6時30分)
家族が来るにもまだ早いのです。

こんな時は、やっぱり寝ちゃうのが一番。。

  

そのうち、いつのまにか妻と家族が来てくれ、
起こしてくれました。(午前8時10分)

家族は気を使って、夫婦二人きりにしてくれます。

テレビをつけながら、何となく妻と会話をします。

そこはかとなく、それとない会話でつなぐ時間。

   

しばらくすると、看護師さんが呼びに来ました。

急いで、簡単なお別れをします。
勿論、熱い熱い抱擁と口づけといったアメリカンなものはうちにはなく、
軽い声かけと、微笑合いで、しばしのお別れを済ましました。

担当の看護師に連れられて、
歩いてエレベーターホールへと向かいます。

ちょっとなごり惜しく、振り返ると、
家族がこちらを見ているではありませんか。

その光景は、まるで「第1志望大学の受験会場に、
家族総出で応援に来てもらった受験生」そのもの。

有難くもあり、心強くもあり、気恥ずかしくもあり。

こうして、わたしは送り出されたのでした。

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コメント

ロナウド...
やっぱ日韓W杯限定の大五郎カットとはいかず?
まして中澤のボンバーヘッドなんて許される訳も無し!

投稿: TOY | 2005年8月 6日 (土) 17時11分

妻から、「歩いて手術室に出陣」と連絡もらった時は、たまげました!

てっきり、ストレッチャーかと。

確かに振り返って総動員は…
恥ずかしくもアリ、嬉しくもアリ…というの
わかる気が。

投稿: polon | 2005年8月 5日 (金) 15時24分

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