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2005年9月15日 (木)

いつもの朝。

遅くなってスイマセン。なかなか書けなくて。
少しですが、今回は病院の風景について書きたいなと思いました。
では、どうぞ。。

大学時代に某救命救急センターの医事課当直で
バイトをしていたことがあります。

単に高時給が理由で働いていたのです。
その時、職員のはしくれとして「病院」という世界を覗くことができました。

救命救急センターでしたので、交通事故に遭った若者か
心臓疾患・脳溢血系の老人が運ばれることが多かったのを思い出します。

日誌に「今日の死亡人数3人」なんて記入したものです。

また、あの看護婦さんとあの医師が実は付き合っているらしいなんて話も
聞こえてきたりしたものです。

狭い職場です。「そりゃ、恋仲にもなろうて」と思ったモンです。

でも、毎日何人も死んでいく病院という職場で、
いわゆる「職場恋愛」していることになんか違和感がありました。

働きながらも、やっぱり、病院はわたしにとって非日常の空間だったからです。

今回、患者としてベッドで過ごしてみて、病院の「日常」を見ることができました。

病院で過ごすことが日常生活になったとき、
また別の世界が見えました。

今回は、入院したこの大学病院の「日常」を書いてみたいと思います。

病院の朝は早いです。
毎朝、6時には目が覚めます。

看護師が朝の採血といって突然来たり。
相部屋のお年寄りが洗面所で顔を洗い始めたり。
就寝が夜9時なので、いやでも目が覚めたり。理由はいろいろですが。

しかも、7時半には朝のお茶が運ばれてきます。

「ショッカン」(用語未確認)と呼ばれる方々が一人一人に運んでくれるのです。

7時半、11時半、17時半の3回に入院患者にお茶を配り、
通常食、軟食と入院患者に合わせて食事を配り、
時には食事の補助も行なってくれます。

いつも忙しく働いている様子に感心しました。
一度、手術翌日の朝、食事の補助をしてもらいましたが、
忙しいらしく、ポンポン口の中におかずを入れられ、
「もういいです。」と途中で補助を断ったことがありました。
(その方はちょっと変わった方でしたけど。それも人間関係ってもんです。)

そして、だいたい食事の後は、歯磨きして二度寝してしまうのです。
同部屋のおじさんは、ここでまたイビキをかきます。
食後の睡眠は、大部屋で日常の光景でした。

小さい頃、「食べてすぐ寝ると牛になる」とよく注意されたものですが、
病人にとっては一番の回復方法・・・ということなのでしょう。

さらに、その寝ている午前中に、お掃除関係の方が来てくれます。

掃除のオジサン・オバサンは、いつもいつも本当に一生懸命に働いてくれます。
手を休ませることなく、絶え間なく雑巾とモップを動かすのです。
自分がほとんど寝たきりだっただけに、感心して見ていました。
見ていて気持ちがいいものでした。

担当の先生の巡回なんかも午前中に来られます。
次は教授回診について書いてみましょう!

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